
ミレニアル世代は、「未来に希望が持てず倹約家である」と言われますが、私が思うミレニアル世代は、LGBTQやライフワークバランスなどのように、上の世代に長らく受け入れられてこなかったことを受け入れて、これからの時代を作っていくためのアイディアや意思を持った人が多いように感じます。
私たちミレニアル世代であれば、性別や国籍、国境、言語など関係なしで新しい時代を作っていけると思います。今回は、より良く生きていくためにミレニアル世代するべき4つのことをシェアしたいと思います。
ミレニアル世代とは?
"〇〇世代" と言う言葉を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。ミレニアル世代とは、1980年 ~ 2000年初めに生まれた世代のことで、特徴としては「物消費よりもコト消費」「デジタルネイティブ」「現実思考」などが挙げられます。
受け身思考であるなどのマイナスな評価もある反面、小さい頃からインターネットを利用していることからデジタルネイティブとも呼ばれ、今までとは大きく異なる生活やコミュニケーションを取る世代のため注目度も高いです。
ネットショップでの買い物や情報収集にSNSを駆使するなど、現在の消費活動の "肝" となる部分が根付いている世代と言えるのではないでしょうか。

その1. やりたい仕事がなければ作り出す姿勢で!
ミレニアム世代の特徴として、楽観的で、ライフワークバランスを大切にすることが挙げられます。そのため、辛い仕事をするよりも「自分が好きなことを仕事にしたい!」と思う人が多く、新しい職業も次々に生み出している世代でもあります。
私が中学生だった10年ほど前までは、トラベラーやYoutuberなどの職業は主流ではありませんでした。しかし今の時代ではどうでしょうか。ミレニアム世代が新しい職業を作り出し、世間もトラベラーやYoutuberなどの新種の職業を受け入れてきていると感じています。
自分の好きなことや得意なことを職業にすることは不可能ではないということを彼らが証明してくれていますよね。
今までであれば、旅行が好きな人は観光関係のお仕事に就く人が多かった中、今はトラベラーのように自分が主体となり「自分の旅」を職業にしている人が存在します。

ちなみに、トラベラーの主な収入源は広告です。トラベラーがリアルな自分の体験を発信することで、「行ってみたい」と思ってもらえる人を増やすためPR活動にあたります。Youtuberも同じで、主な収入源は広告ですね。
自分が好きだと感じることを継続していると、それを認めてくれる人が必ず出てきます。
最初は趣味の延長でもいいんです。継続するという点がポイントですね。何かを始めようと思って実際に行動に移せる人は5人に1人、その中で継続できる人は25人に1人だけと言われるように、誰でもできるようなことでも、継続するだけで誰にも負けない強みになります。その強みを仕事にしてしまうこともできますね。
私たちがミレニアル世代が新しい職業、新しい働き方、新しい自分の道を切り開いていくことで、これから社会に出る後輩たちの未来は明るくなると思います。
これから社会人になる後輩たちが、将来や社会に明るい期待を抱けるように、ミレニアル世代の私たちがすべきことは、自分の心に素直に従って行動してみることだと思います。
その2. 「ノー」と断る勇気を持つ
「イエスマン」という言葉は映画が出てから話題になりましたね。あなたは頼まれごと・お誘いを断ることができずに全て引き受けてしまうイエスマンになっていませんか? 私も昨年まではイエスマンでした。
イエスマンだったのには訳があって、私のモットーが「少しでも気になったら試してみる(挑戦してみる)」だったので、なにか依頼をされたら出来るか出来ないかの判断は特にせずやってみよう! という前向きな気持ちで「イエス」と返答していました。
仕事だけではなく、知人からの食事や飲み会のお誘いも、他の予定がない限りは参加しており、「とりあえず試してみる」精神は長所だと思ってましたし、今もそう思います。

しかし、社会に出てみて「ただのイエスマン」では自分に対しても、相手に対しても失礼で迷惑行為であることを痛感しました。
例えば、仕事を依頼された時に現状のタスクの確認をせずに「イエス」と引き受けてしまうと、思いのほかウェイトがかかり過ぎてしまい、期限内に仕事を終えることができない可能性も出てきます。仕事を期限内に終わらせきれないことは、相手に迷惑をかけ、自分の信頼度を下げてしまうことになりかねません。
そのため、出来ない場合は「ノー」というサインを出すことも必要なのです。しかし、ただ「できません」と意思表示をするだけでは、信頼感を得るのは難しいでしょう。このような場合には、「今週中は難しいですが、◯日までに完成させることは可能です」のように具体的な日付やできる範囲を相手に伝えてみましょう。
その回答があると、依頼側もあなたに任せるか、それとも手が空いている他の人に依頼をするかの判断ができますよね。
また、うっかり時間の確保が出来ないのに「イエス」と引き受けてしまわないように、自分の仕事量をしっかりと把握し、何%くらいゆとりがあるかを頭に入れておくといいかもしれません。
その3. ワクワクしない時間は排除する
1日のうちワクワクする時間は何%占めていますか? ワクワクしない時間があなたの1日を多く占めているのであれば、とことん排除してしまいましょう。
ワクワクする時間を多くするメリットは、好きなことだと能動的に行動するため効率が上がり、向上意欲も自然と湧いてきます。また、成功体験が自己肯定感をあげるので、人生の充実感に繋がります。
もし、仕事がワクワクしないのであれば、ワクワクするような企画や施策を練ってみたり、新しい目標を掲げて日々行動をする。そもそも今の仕事に満足していないのであれば、転職してしまうのも一つの選択です。
定期的にある飲み会がワクワクしなければ、参加しない方が時間もお金もセーブできると私は思ってます。
家事が苦痛なら、テクノロジーに頼ったり外注してしまって良いんです。お掃除ロボットや全自動洗濯機、食洗機を活用したり、週に1度スーツをクリーニングに出したり、家事代行サービスを利用するのもいいと思います。
1日24時間の中でワクワクすること・幸せだと感じる時間をたくさん作っていくことで、あなたの人生の質を高めることができるのです。

その4. マウンティングを辞めて、様々な価値観受け入れる
サラッと言いましたが、少し難しいことだと思います。学校や会社、社会などのコミュニティーのなかではマウンティングをする人が存在するのも事実です。
マウンティングとは、人間関係で「あの人よりも◯◯できる私が上」のように優位性を図ることを言います。
自己肯定感を高めるために、勝手に相手と比べ価値づけをすることが生き甲斐、快感だと感じてしまっているのは、意識が内ではなく外に向いてしまっている証拠です。
人によって、得意な分野もあれば逆も然りですし、それぞれ大切にしている価値観が違うのですから、どちらか一方の価値観で優位性を図るのも、そもそもおかしな話です。
例えば、「Aさんよりも給料が高い私が上」とマウンティングしていても、Aさんは給料ではなくやりがいや経験を積むことを大切にしているかもしれませんよね。
マウンティングをするよりも、その体力と貴重な時間を自分を成長させる時間に使う方がずっと生産的だと思います。

LGBTQ、多国籍企業も増え、生活する中で自分とは違う価値観を持つ人に出会うのは "あたりまえ” になりつつありますよね。コンビニや居酒屋のアルバイト生が外国人だったり、メイクをする男性、男性の育休取得、女性の管理職など。
さまざまな価値観を受け入れることも、受け入れないのもあなたの自由です。しかし、価値観を受け入れることで "人間力” や他の国で生き抜くスキルを身に付けることができるかもしれませんよ。
おわりに
いかがでしたか? 今回の記事では、より良く生きていくために私たちミレニアル世代がすべきことについてご紹介しました。
実際に行動できる人・継続できる人が少ない中、新しいことに挑戦するとまわりから理解されないこともあるかもしれないですが、自分の意志を持ち行動できる人は美しいです! 自信を持って、ご自身の意志を尊重して生きていきましょう。
|
YURINA フレキシブな「働き方」に興味があり、世界中のお気にいりの場所で働けることを目指している24歳。 |
コメントをお書きください